ギャングスターとして圧倒的な支持を得ているセインツはある日、巨大組織に目をつけられることとなる。組織は絶望的な状況にセインツを追い詰め、上納金を納める服従か、死を選べと詰め寄る。そんな中、セインツのボスが取った選択は彼らに牙を剥くことだった。
クリア時間15時間。TPSのクライムアクションゲーム。このゲームもGrand Theft Auto(グランドセフトオート)シリーズの大ヒットを受けて、巷に溢れたクローンのひとつではあるが、未だに生き残り、売れ続けている理由は“ガラパゴス化”とでも表現すべき独自進化が理由なのだろう。
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キャラクターメイキングはいつでもできる上に、性別すらも変えられる |
基本的なシステムはやはりグランドセフトオート と変わらない。銃の挙動や車の動き、キャラクターや街も既視感のあるものだった。
ただ確実にグランドセフトオートシリーズとは自由度の方向性が違う。グランドセフトオートという作品は計算され、忠実に作られた世界にプレイヤーが“支配される”のに対して、こちらは計算され、忠実に作られた世界でプレイヤーが“支配する”のだ。
それ故にグランドセフトオートシリーズ特有、ひいては箱庭ゲームと呼ばれるジャンルにありがちな息苦しさや堅苦しさといったものが一切なく、ただ純粋にゲームとしての馬鹿馬鹿しさを楽しめる作りになっている。
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刺青から着ぐるみ、中世の服装までなんでも揃っている |
車に乗るためにフロントガラスを突き破ったり、大げさな格闘技で敵を粉砕したり、馬鹿馬鹿しい衣装の数々や、本格的なキャラクターメイキングだったりと、プレイヤーの良識や良心といったものを粉砕するための仕組みは上げればキリがない。
ストーリーやキャラクターも ブラックユーモアに溢れており、コミカルで緊張がなかった。
そんなゲームを友人とCOOPで遊んだ楽しさは計り知れないものだ。
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キャラクターはゲーム内で稼いだお金を使うことで強化できる |
しかし、基本的な面白さは押さえているものの、 常に同じ事を繰り返しているような感覚はどうしても抜けない。町中で銃を乱射するのも、車で人々を跳ね飛ばすのも、楽しめるのは最初だけで、すぐに起きることが予測できてしまい、飽きてしまう。
戦いや動きに爽快感がないのこともひとつの問題だろう。
ゲームモードも複数あり、ボリュームも豊富で、自由度は高い。DLCもうんざりような数が販売されていて、最大人数2名で遊べるCOOPは確かな面白さを持っている。しかし、 何かひとつ物足りなさを感じるゲームだった。
没入感:普通
ストーリー:普通
グラフィック:普通
戦闘の魅力:普通
リプレイ性:普通
PC負荷:高い
問題:爽快感の欠如と予想可能なあらゆるできごと。
総合:
6/10
6/10
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