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2014/06/05

Papers, Please(ペーパープリーズ)レビュー

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 共産主義国家のアルストツカは長きに渡る戦争の末、領土を拡大した。主人公はその動乱も冷めやらぬ中、入国審査局の職員となってアルストツカに入国しようとする人々を選定する。

 2Dパズルゲーム。クリアには二時間ほど。
 ペーパープリーズ(以下PP)は異質でありながらも、正々堂々としたパズルライクなゲームだった。
 ゲームの内容としては制限時間内に入国希望者の提出する書類が正しいものかどうかを判断するだけ、という一言に尽きる。しかし、これがなかなか難しい。

チェック項目は常に変化する


 偽造されたものや、書類不足を半自動的にチェックしてくれるような仕組みもあることにはあるものの、それを意識して使うかどうかはプレイヤーに一任されている。つまりそれは、ちょっとした不注意や、見過ごしがスコアに響いてくるということでもあり、ミスをしないということの難しさを知るということでもある。

常にプレイヤーはギリギリだ


 ゲーム内のスコアはプレイキャラクターの給料に直結している。スコアが高ければ、プレイヤーは裕福になり、低ければ低いだけプレイヤーの家族は貧窮する。貧しさゆえに死を迎えるということもある。
 そうならないためには、あの手この手で騙そうとしてくる入国者を素早くさばき、暗い結末の多いマルチエンディングから、明るい未来を選択するしかないのだが、それは至難の業だ。

狭すぎるテーブルは明らかに意図されたものだ


 一見すると地味で単純なゲームに聞こえるかもしれない。しかし、PPは実に奥深い。どう考えても偽造でしかないキャラクターがいたとしても、それが現時点での審査で何も問題がなければ、通さなくてはならない場面もある。よくよく注意深く見れば武器を隠し持っているキャラクター、涙ながらに自分の生い立ちを語る者、貧窮する場面の多い中、賄賂を誘う声など、プレイヤーの良心を揺さぶる演出も多い。システムだけで見れば、その作りは実際の入国審査官と何も変わらないのかもしれない。

 このゲームは問題の難しさという点ではなく、自分との戦いという意味において、パズルゲームであり、難問であり、そして面白い。

 ゲームの容量は低く、負荷も感じられない。デフォルトで日本語も封入されているので、自分を試したいユーザーには是非とも購入してもらいたい。


没入感:普通
ストーリー:普通
グラフィック:低い
戦闘の魅力:高い
リプレイ性:高い
PC負荷:低い
問題:淡々としているためカタルシスを得にくい。
総合:6/10

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