PortalGunと呼ばれる入り口と出口を設置するツールを使用しながら、閉鎖された施設のパズルじみたマップの障害を乗り越え、進んでいくという内容になる。
COOP含めクリアにかかった時間は20時間ほど。
前作がOrangeBoxの封入特典というオマケ的な立ち位置だったのに対して、こちらは最初から製品として作られている。そのためか、シナリオ、マップのギミック、遊び心、そして特大のユーモア。どれをとっても一級品だった。
SourceEngineの奇妙な軽さもなくなり、細かい部分が修正されている。前回の気になる部分を確実に潰し、進化している点は好印象だ。
ギミックも増えている |
シナリオの重厚さは前回以上にSF方面に偏っているため、人を選ぶかもしれない。
特に目がつくのはCOOPの面白さだが、若干の難解さと柔軟性が求められるので、フレンドとプレイする時には、お互いに折れない心が要求される。リプレイ性のなさも、ユーザーが作ったマップをSteamWorkShopによってDLできるようになったため、払拭されたと見ていいだろう。
分かりやすいUIによって自分の作ったマップをフレンドにプレイしてもらったり、世界中のプレイヤーに試してもらうことができるようになった部分も大きい。
“偉大なマヌケ”ことWheatley |
ボリュームゆえの中だるみ等あるものの、ユーザーライクな姿勢と格段に進化した内容は評価されて然るべきだと思う。
価格的にも、負荷的にも、そしてパズルの苦手なユーザーにも、この面白さはオススメしたい。
没入感:高い
ストーリー:高い
グラフィック:やや高い
戦闘の魅力:低い
リプレイ性:普通
PC負荷:普通
問題:前作をプレイしていないと分かりづらいストーリー。
総合:7/10
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