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2013/06/10

Orc Must Die!2(オークマストダイ)レビュー

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 リフトを閉じ、オークの侵攻を止めた主人公に異変が迫る。リフトと共に失われた魔力が甦り、オークたちが再び彼の目の前に姿を現したのだ。

 クリア時間は25時間ほど。サードパーソンビューのTD。基本は前作と同じ(少し頭のイカれた)主人公を操作しながら、押し寄せるオークの大群をトラップで蹴散らしていくという内容になる。

COOPは最大二人まで


 前作と大きく異る点はCOOPであり、友達と同じマップを遊べるところだろう。それに伴って大きくマップの難易度も上がった。COOPを前提として作られているためか、シングルの難易度は今まで以上に難しくなっている。

武器やトラップのアップグレードの方向性も一新されており、スキルツリーのごとく枝分かれした拡張は常にどちらがいいだろうかと考えさせられる。
 間違えたアップグレードを行なってしまっても、元に戻す親切な機能が備わっているので、状況に応じてアップグレードの方向性を変えたり、トラップの組み合わせをテストしたり……ということが可能になった。

前作のウィーバーは廃止され、アップグレードはこのように変わった


 武器を拡張するために必要なスカルだが、前作ではひとつのマップで最大5つまでしか入手できなかった。そのため、前作では5つのスカルを取ってしまったマップを再びプレイする意味はほとんどなかったが、今作ではその制限がなくなり、好きなマップを好きなだけプレイし、何度もスカルを得ることができるようになった。

前作のアイテムは全て健在

 
 前作を拡張したという印象が強いゲームのナンバリングタイトルが多い中、OMD2は前作を超えるために作られた“新作”だ。
 マップも複雑化し、やりこみ要素の強いゲームモードや、システムも出た。武器もトラップ、敵の種類も増え、操作キャラクターも追加された。今回のナンバリングによって、このゲームは非の打ち所のない名作になったのだろう。


DLC:Are We There Yeti?
 ガーディアンを積極敵に使えるようになった点は素直に嬉しいが、マップやその他の新しい武器、新しいモンスターには大した喜びは得られなかった。あくまでもOMD2の枠組みを崩さないことを念 頭においているDLCであるということは評価したいと共に、惰性的な問題でもあるように思える。
 プレイヤーに新たな足かせをつけること以外の“難しさ”や“新しさ”を個人的には求めたい

DLC:Fire and Water booster Pack
 いささか効果が高すぎる。
 今回のDCによって「無限」の難易度は非常に下がったように思う。今までが敵の強さや硬さを恐れるものだったのに対して、今回の拡張により「自分のミスによって体力がゼロになること」を恐れさせるようになった。どれも高いコストを誇ってはいるが、やはり強すぎる。
 先に進めないユーザーへの救済策として存在しているなら、丁度いいかもしれない。

DLC:Family Ties Booster Pack
 OMDらしいDLCだと思う。
 どれもクセが強く、使いどころの難しい武器だが、今までとは違った遊び方ができるようになった点は素直に評価したい。特にストーンスタッフの絶妙なバランスは使っていて面白い。
 新しい敵は相変わらずといった感じなので、改良を望む。


没入感:低い
ストーリー:普通
グラフィック:普通
戦闘の魅力:非常に高い
リプレイ性:非常に高い
PC負荷:やや低い
問題:DLCのデキがやや残念。
総合:10/10

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