
ゲームは現実のひとつだ:FREE TO PLAY(フリートゥプレイ)
2011年、Dota2と呼ばれるMOBA(チームプレイによるオンライン対戦ゲーム)の大会が発表され、 その賞金額に世界中のプロプレイヤーが騒然となった。その金額とは160万ドル。日本円にして一億円を超える賞金に、世界中のプレイヤーは思い思いの未来を描きながら、会場に集い、マウスを握った。 ゲームをただの“遊び”と捉える人間はもういない 友達の家でファミコンで遊んでいた時代から、ゲームは大きく変化してきた。美麗な映像や複雑なシステムももちろんだが、最大の変化はそのあり方だろう。 だたの娯楽であったはずのゲームは、積極的にその社会的立ち位置を自ら引き上げてきた。ゲームは子供のオモチャや、チープな仮想世界ではなく、現実としてプレイヤーに影響を与える何かなのだと。...
+