
AlanWake(アランウェイク)レビュー
次回作が書けない悩みを抱えながら、小説家アランは暗所恐怖症の妻と静かな湖の見える田舎町に旅行に来ていた。旅の途中、些細なすれ違いから二人は口論になり、アランは宿を飛び出す。宿の外で後悔し、謝ろう決心したアランの耳に妻の悲鳴が轟いた。二人は気づかないうちに闇の力に飲み込まれつつあった。 プレイ時間は20時間ほど。サードパーソンビューのシングルホラーアクション。 全体的な雰囲気としてはサイレントヒルが近い。シナリオ内でもスティーブン・キングを引用していることから分かるように、理不尽な現象によるホラーという展開が終始続く。 意外にもホラー要素は少ない ストーリー上に何度も登場する闇の力に侵された元住人は、あらゆる攻撃が通用しない。銃を撃とうが、車で跳ね飛ばそうが死ぬことはない。彼らに銃弾を当てるにはまず、ライトの光を使って、その体を覆っている黒い霧を取り除く必要がある。闇を取り払うことで初めて、彼らは攻撃を受け付けるようになるのだ。...
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